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終戦記念日!あれから65年! 思い起こせば、私の8歳の夏。 ラジオの前に正座させられて、家族揃って、玉音放送を聴いた。 陛下のお言葉だが、意味はまったく分からず・・・ 父や母や姉たちや・・・みんなが悲しげであったことを思い出す。 私は小学校2年生だった。 それから戦後の民主教育が始まって、マッカーサー万歳!と 貧しいながらも、よく遊びよく学び、家族が懸命に働いて 10人家族だったが、皆で戦後を生き抜いてきた。 あれから65年。戦争は風化されつつあるが、私たちには 心に消えないいくつかの戦争の思い出が刻みついている。 何人もの戦地で散った人たちを迎えた村葬という儀式や 路頭に迷って生死をさまよって生き延びた人たちの話。 広島や長崎の原爆の恐ろしさや、進駐軍に気をつけて・・ などなど、子供心に感じた敗戦の厳しさ・・・ 食うものも無く、着る洋服も無く、教科書も無く・・・ それでも子供は風の子と、走り回った山や川・・・ あれから65年。やはり節目のこの年は、静かに 遠い日を振り返って、再び過ちの無い平和の喜びを 噛み締めなければならない。それが8月15日・・・だ。 「時流れ 戦禍も彼方に 消えて行く」 この写真は、私とほぼ同じの子供たち。毎日の空腹が思い出。
by yashiro-eita
| 2010-08-16 10:21
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