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昨日、大学の授業を終えて夕方6時半に東京から車で飛騨高山に向かった。紅葉の奥飛騨に観光ではない。岐阜市の障害者大会に招かれて記念講演をするためだ。それでも晩秋の紅葉の奥飛騨であれば、少しの観光も心に描いての出張だった。 マイカーは中央道を走る。甲州路もさぞかし紅葉が美しいだろうと思いきや、あたりは真っ暗だ。ヘッドライトでかすかに紅葉が見えるがその気分にはなれない。諏訪湖を抜けて、岡谷から松本へ、そして上高地の曲がり道を走って、高山には午前様の到着だった。 今朝はせめて早朝の紅葉を・・・と早起きしてホテル前の紅葉を後ろにパチリ!文化会館では1000人余の障害者が待っていた。「今後の障害者施策の展望」と題して80分。皆さん一人ひとりと握手をして、帰路についた。 今は安房峠もトンネルになって、紅葉の風情も見ることができない。曲がりくねった山道を車で走ると、車酔いに悩まされる。長旅は、やはり健康には良くない。高速道路の整備は便利にはなったが、自然は大きく変貌して情緒のない視界になってしまっている。 しかし、暖かく歓迎してくれる障害を持った仲間たちの心が、旅の疲れを癒してもくれる。紅葉の効用よりも、人の心の温かさのほうがはるかに健康には良い・・・ 「高山に 紅葉見ずの 車旅」 高山のホテル前の紅葉がきれいだった。 高山市文化会館で第56回障害者大会で講演・・・
by yashiro-eita
| 2006-11-23 23:30
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