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新しい年度が始まった。入学や入社や、それぞれが新しい年度を旅立ちの思いで迎えたことだろう。 私も大学の新年度の授業が来週から始まるのを受けて、今日は帝京平成大学の池袋キャンパスでの教授会に出席して、学長からの訓示や教授心得をご指南頂いて、新しい教壇への責任を感じてきた。 国会は、麻生総理の補正予算の提出に際して、野党が反対するなら衆議院を解散して、国民の信を問う…的な発言があって、やれ!やるな!まだ早い!だのの声が与野党から聞こえてきた。 民主党の小沢代表の問題が、クローズアップされて、代表を辞任すべきだ、やるべきだのゴタゴタで、麻生内閣の支持率が少しばかり上がったのをチャンスと見て、早期解散への思いが総理サイドから頭をもたげてきた。 5月になって、10兆円の補正予算をニンジンに、また定額給付金が、いよいよ配られ始めるのを見計らって、選挙のチャンス到来と、天下の宝刀を抜く構えだ。ニンジンとボタモチ給付金で、国民の意識を買おうとのコンタン。見え見え財政の出動で、後遺症の国家財政の破綻は、野となれ山となれの政策だ。 今年度の予算がようやく実行に移される時節なのに、もう補正予算だと、与党は恥も外聞もない。 その暴発に国民は賢く審判するであろうことは、分かっているが、末期症状を迎えた自公政権は、子子孫孫へのツケはお構いなしの無策だ。 困ったことだ。桜も咲くまいと意地を張って例年よりつぼみを硬く怒っていたが、耐えきれずに咲き始めた。 国民の怒りも、しばらく腹に積っていたが、給付金で、10兆円で、心の怒りのつぼみを解き開いてしまうのだろうか。ああ・・・・ 「咲くまいと 堪えてはみたが 耐えきれず」 近所の桜が一斉に咲き乱れ始めた。乱れた政治を笑うかのように・・・
by yashiro-eita
| 2009-04-02 22:52
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