55年前の卒業生 2月19日 記す

今から55年前、そう1956年、昭和31年に卒業した
山梨県立石和高校の同級生で、東京で元気に頑張っている仲間が一堂に会した。
間もなく74歳。後期高齢者への予備軍的存在だが、
みんな元気で頑張っている。勿論私も元気印。
芸術家とし第一線で活躍している者、地域活動でボランティアに励んでいる者
俳句教室を開いている者、孫の世話で大忙しの者、年金で悠々自適の者
多彩な同級生が、55年前を語りながら、時の過ぎゆくのを忘れた。
山梨県の笛吹川のほとりにあった母校だが、思い出の日々と
７０路の顔と学生服時代の顔とを重ね合わせながら語り合った。
来年も、いや毎年やろうよ！と硬く誓い合って別れたが
この年になると、あそこが悪い、ここが悪い、どうすれば治るか・・などなど
話の中身は、どうしても健康問題が多くなる。
腰も曲がりかけ、髪は白く薄くではあっても、甲州弁を繰り出しながら
我ら青春の心意気で、楽しい充実した土曜の午後となった。

　　　「　なつかしく　老いたるこの身　忘れつつ　」
今日集まった東京同級生は18人、まだまだ沢山いるが次回はもっと集まって・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新宿午後3時