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炎天下に障害者が永田町に集まって、連日「障害者自立支援法」の反対行動をしている。 衆議院では既に可決されて、今、参議院で審議中だ。審議中と言っても、委員会は開かれていない。民主党の抵抗によって、郵政民営化法第一に考えて、まったく審議に応じようとしていない。障害者団体のいくつかは、この法案に反対で、連日各党に押しかけて、廃案を目指している。私は、この法案には思い入れがあっただけに、残念だ。いままでの支援費制度が行き詰まって、特定の限られた障害者だけのサービスから、全ての障害者の自立のための支援法だが「障害者の負担は断固許せない!」が、反対の大きな理由と思う。確かに、障害者の所得は低いし、基礎年金も僅かだが、この法案では、それぞれの所得に配慮して、激変緩和を取り入れ、所得のない人には、負担はさせず、所得のある人でも、それぞれの所得に応じて、サービスを求めれば原則ある程度の負担にはなるが、上限は小さく抑えてもある。「完全参加と平等」を目的に、社会への自立志向は高まるばかりだが、厳しい財政事情でも、国は全ての障害者の自立にバックアップを義務付けて、必要な予算を確保する仕組みとした。 修正案も出して、少ない所得に新たな「所得保障」を検討に加えたり、身体・知的障害者だけではなく、精神障害者も対称にし、難病や他の障害者もサービスを与えるべく枠を広げる検討も加えたり、かなり充実した法案になっている。それでも「全部のサービスを無料にせよ!」は一般社会に受け入れられない。ここは、この法案をみんなで育て上げ、新たな障害者の自立への政策として見守って欲しいと思う。衆議院では、民主党・共産党・社民党は反対であったが「郵政民営化法と同じように、廃案を目指して欲しい!」と、永田町に集まった障害者は叫んでいる。私も当事者であれば、彼らの気持ちは理解しつつも、私が将来を見据えて、障害者の自立時代の大きな政策であることをも理解して欲しい。 「我が心 仲間の心と 開きあり」 ![]()
by yashiro-eita
| 2005-08-03 23:46
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