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久間防衛大臣が、こともあろうにアメリカが原爆を投下したのは「しょうがない」と発言し、大臣を辞任した。出身は被爆地の長崎なのに、なんでこんなことを言ってしまったのか、理解に苦しむ。被爆地の皆さんのみならず、誰もがびっくりで、口は災いのもと・・・そのものだ。 安倍内閣が発足して間もないのだが、安倍内閣の危機管理はなっていない。リーダーシップの在り方が、改めてが問われる事態になった。しかも、目前に控えた天下分け目の参院選というのに・・・だ。 昨年、内閣発足早々の佐田行革担当大臣の架空事務所問題。政府政調本間会長の愛人問題。自殺に追い込まれた松岡農水大臣のなんとか還元水問題。柳沢厚生労働大臣の、女性は子供を産む機械・・・発言。過去には新内閣で、こんなに矢継ぎ早に問題を引き起こした内閣はなかった。安倍さんがついていないのか・・・・任命された大臣が幼稚で未熟なのか・・・ それにしても久間さんは、あっさり辞任した。いろいろ釈明はしていたが、政治家の言葉は重いものだ。特に連立の公明党幹部の厳しい出処進退発言で、やむを得ずの辞任となった感がする。いまや公明党の判断が与党政治の流れを作りつつもある。政策も選挙も、公明党に引っ張られている自民党。情けない気もするが、それが連立の現実だ。 さて、手際の良い辞任劇だったが、次々失策の続く自民党に、この選挙で野党が勝てないのなら、日本の民主主義は将来に期待は持てない。 「災いは 口からい出て 身を落とす」
by yashiro-eita
| 2007-07-03 19:00
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